沖縄のA&W(エンダー)で飲みたい!ルートビアの正体と楽しみ方

ルートビアとは、ハーブなどを原料とするアメリカ生まれの炭酸飲料です。 沖縄のファストフード「A&W(エンダー)」を訪れたら、まず頼んでほしいのが「ルートビア」です。
この記事の要点
- 名前に「ビア」と付くがアルコールはゼロ。原料は約14種類以上のハーブ
- 1919年にアメリカで生まれ、沖縄のA&Wは1963年に屋宜原店から始まった
- 県民はA&Wを「エンダー」と呼ぶ。国内でA&Wの味に出会えるのは沖縄
- 店内ではおかわり無料。バニラアイスを浮かべる「ルートビアフロート」も定番本州ではほとんど見かけないこの飲み物、名前には「ビア(ビール)」と付くのにアルコールはゼロ。茶色い見た目はコーラそっくりですが、飲んでみるとまったく別の世界が広がります。県民に愛され続ける不思議なドリンクの正体を、たっぷりご紹介します。
ビールじゃないのに「ビア」? ルートビアってこんな飲み物
A&W公式の歴史案内では、1919年にアメリカ・カリフォルニアで、薬局店員だったロイ・アレンが薬草の樹脂や根のエッセンスを調合したヘルシードリンクをつくり、同年6月20日にジューススタンドで売り始めたのが始まりとされています。禁酒法下でノンアルコールのルートビアは人気になり、1922年に従業員フランク・ライトを共同経営者に迎え、互いの名字の頭文字から「A&W」と名付けました。
公式によると、ルートビアはアルコールを含まず、約14種類以上のハーブを原料とします。漢方薬のような香りと甘みが混ざり合い、日本では「飲む湿布」とからかわれることもしばしばです。初めて口にすると「これは何だ?」と驚く味ですが、不思議と何度も飲みたくなるのがルートビアの魔力です。
そんな個性派ドリンクを、もっと美味しく楽しむ定番が「ルートビアフロート」。グラスにバニラアイスをたっぷり浮かべると、ハーブの香りとミルクの甘みがとろけるように溶け合います。炭酸の刺激とまったり感のギャップがやみつきになり、沖縄の暑い日には最高の一杯です。
沖縄にだけ残った「エンダー」。A&Wとルートビアの歩み
なぜこの飲み物が沖縄に定着したのか。答えは、A&Wそのものの歴史にあります。
A&W沖縄の公式案内では、1963年11月1日、本土復帰前の沖縄に屋宜原(やぎばる)店が開いたのが始まりです。フィリピンからやってきたアダムス氏とバーンズ氏という2人のアメリカ人が、嘉手納に近い現在の北中城村に開きました。公式の店舗案内でも、屋宜原店は1号店で、開店日は1963年11月1日とされています。
ドライブインスタイルがトレードマークで、車社会だった当時のアメリカ人社会に合わせて始まったレストランです。やがて沖縄の人々は、アメリカ人の発音「エイ・アンド・ダブリュ」を聞き取って、親しみを込めて「エンダー」と呼ぶように。ハンバーガーとルートビアを片手に、基地の街の文化とともに根付いたA&Wは、公式の店舗案内では本島と離島に展開しています(屋宜原店は休業中)。公式の歴史案内でも、日本での展開として沖縄が挙げられており、国内でA&Wの味に出会えるのは沖縄です。
そして忘れてはいけないのが「おかわり無料」のうれしいシステム。公式メニューでは、店内なら毎日おかわり無料と案内されています。サイズはS・R・Lの3種類で、公式の表示価格は税込200円、280円、330円です。暑い日はLサイズを頼みつつ、おかわりも楽しむのが沖縄流です。
ビールなのに酔わない、ハーブなのに甘い。唯一無二の味わい「ルートビア」は、沖縄旅行で一度は体験してみたいローカルフードです。店内では毎日おかわりが無料で、サイズはS・R・Lの3種類があります。ハーブの香りと甘みが、最初の一口からルートビアらしい味わいです。
参考資料・出典
A&W沖縄「A&Wの歴史」:1919年の始まり、1922年の店名、1963年11月1日の屋宜原店、14種類以上のハーブ、おかわり無料。
A&W沖縄「屋宜原店」:1号店、1963年11月1日開店、北中城村屋宜原。
A&W沖縄「ルートビア」:S・R・Lの税込価格と店内おかわり無料。
A&W沖縄「地域から探す」:本島・離島の店舗展開。
よくある質問
- Q. ルートビアとは何ですか?
- ハーブなどを原料とする、アメリカ生まれの炭酸飲料です。A&W公式によると、アルコールを含まず、約14種類以上のハーブを原料とします。漢方薬のような香りと甘みが混ざり合った独特の味で、日本では「飲む湿布」とからかわれることもあります。
- Q. ルートビアにお酒は入っていますか?
- 入っていません。名前には「ビア(ビール)」と付きますが、アルコールはゼロです。1919年にアメリカで生まれ、禁酒法下でノンアルコールの飲み物として人気になったことが、広まりの背景にあります。
- Q. A&Wはなぜ沖縄にだけあるのですか?
- A&W沖縄の1号店は、本土復帰前の1963年11月1日に開いた屋宜原(やぎばる)店です。ドライブインスタイルが基地の街の文化とともに根付き、県民は発音を聞き取って「エンダー」と呼ぶようになりました。A&W公式の歴史案内でも、日本での展開として挙げられているのは沖縄です。
- Q. ルートビアのおすすめの飲み方は?
- グラスにバニラアイスをたっぷり浮かべる「ルートビアフロート」が定番です。ハーブの香りとミルクの甘みが溶け合います。A&Wでは店内なら毎日おかわり無料で、サイズはS(税込200円)・R(280円)・L(330円)の3種類です(公式メニューの表示価格)。


