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にんにく1玉を詰める丸焼きチキン。浦添発『ブエノチキン』の楽しみ方

編集:365おきなわ編集部
にんにく1玉を詰める丸焼きチキン。浦添発『ブエノチキン』の楽しみ方
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ブエノチキンとは、1982年創業の浦添の丸焼きチキン専門店で、にんにくを約1玉分詰めた丸焼きで知られます。 鶏のお腹にたっぷりのにんにくを詰め、酢をきかせたタレで焼き上げる一羽は、見た目の豪快さとは裏腹に、身はやわらかく、後味はさっぱり。沖縄旅行で食べたいローカルグルメのひとつです。

この記事の要点

  • 県産やんばる若鶏を酢のタレに2日漬け込み、約2時間ロースト。保存料・着色料は不使用
  • 当初は唐揚げ店。団地を売り歩いて広がり、年間約9万羽が売れる店に
  • 焼きたての「美味しさ期限は3時間」。予約なしでは売り切れることがある
  • 浦添店は日・月曜定休、普天間店は火・水曜定休。真空パックや冷凍(ふるさと納税)も

1982年創業。「丸焼きひとつ」に込めたこだわり

ブエノチキンの始まりは1982年。創業者の店長コウエイさんと番長サチコさんが、「おいしくてヘルシーだから、みんなに食べてほしい」という思いで営業を始めました。メニューの主役は、今も変わらず丸焼きチキン。あれこれ増やすのではなく、一つの味を磨き続けてきたことが、長く愛される理由のひとつでしょう。

使うのは沖縄県産のやんばる若鶏。お酢、にんにく、ハーブなどを合わせたタレに2日間じっくり漬け込み、鶏のお腹には一羽あたり約1玉分のにんにくを詰めます。にんにくは粗みじんにして、皮むきからカットまでほぼ手作業。最後は専用ロースターで約2時間かけて焼くため、外は香ばしく、中はふっくら仕上がります。

始まりは唐揚げ店。団地を一軒一軒、売り歩いた

実はブエノチキン、最初から丸焼きの店ではありませんでした。浦添市のふるさと納税の事業者紹介によると、当初は夫婦ふたりで営む唐揚げ店で、鶏の卸業者から丸焼きの存在を知ったサチコさんが「これは売れる」と直感し、丸焼き専門へ方向転換したといいます。当時の沖縄ではまだ鶏の丸焼きが根付いておらず、店は団地を一軒一軒売り歩くところからスタートしました。公式サイトも、丸焼きが根付いていない頃に創業し、売り歩きから始まった歩みに触れています。

その後も10年ほどは売れない時期が続いたそうですが、味が地域に根付き、年間約9万羽が売れる店に育ちました。創業から約30年後には一人娘の浅野朝子さんが2代目「ブエコ」として経営を引き継ぎ、店名を「沖縄丸鶏製造所ブエノチキン」と改めました。70代になった創業者夫妻も、いまも現場に立っているといいます。

にんにくは年間10トン。ロースターは米軍放出品だった

仕込みの規模も桁違いです。公式の「味へのこだわり」によると、にんにくの使用量は年間10トン近く。そのすべてを手作業でむき、食べごたえのある大きさにカットしています。市販のむきにんにくを使えば楽になるのに、それでも手むきにこだわるのがブエノ流です。

タレの主役は、意外にもお酢。公式は、タレのほとんどがお酢だと明かしています。酢に漬けることで肉質がやわらかくなるうえ、酢の消臭効果でにんにくの臭みが驚くほど抑えられるため、たっぷりのにんにくを食べても香りが気になりにくいのだそうです。味付けはにんにく、酢、醤油、ハーブが中心で、保存料と着色料は使っていません。

焼き上げる電気ロースターにも歴史があります。かつて使われていた米軍放出品のロースターは50年近く現役で、最後の2台が2020年春に引退。いまはイートインスペースに展示されていると公式が紹介しています。電気でじっくり熱を加えることで余分な脂が落ち、ジューシーなのにさっぱりした味わいになるのが、この焼き方の持ち味です。

焼きたてを楽しむなら、予約が近道

ブエノチキンはテイクアウトが中心です。公式も、専用ロースターで約2時間かけて焼き、外は香ばしく中はふっくら仕上がると説明しています。購入したら、家やビーチ、公園などで、できるだけ早く味わうのがおすすめです。チキンの下に残るにんにくと肉汁を、パンやごはんに合わせるのも楽しみ方のひとつです。

公式のテイクアウト案内では、焼きたての「美味しさ期限は3時間」とされ、とくに30分以内が格別だと案内されています。店頭では基本的に切り分けた状態で渡されますが、切り分けなしを希望する場合はレジで相談できます。

予約なしでは売り切れで買えないことがあります。浦添店は浦添市内間2-11-15、電話098-876-0452。公式の店舗情報では、テイクアウトは10:30〜17:30(売り切れ次第終了)、日曜・月曜定休です。普天間店は宜野湾市普天間1-28-13、普天間神宮の向かい。11:00〜19:00、火曜・水曜定休、電話098-893-4527です。営業時間や販売状況は変わる場合があるため、訪問前に公式情報を確認しましょう。

一羽か半羽か。お土産には真空パックも

普天間店の公式メニューでは、一羽が3〜4人分の目安で2,400円、半羽が1〜2人分の目安で1,200円。ブエノチキンパイ「エンパナーダ」もあります。すぐに食べられない場合は真空パックが便利ですが、冷蔵の期限は商品や店舗で案内が異なるため、購入時にラベルを確認してください。普天間店の公式サイトでは、真空パックを製造日から冷蔵21日間と案内しています。

浦添店の真空パックは事前予約制が基本です。さらに浦添には冷凍タイプもあり、浦添市のふるさと納税の返礼品として県外からも取り寄せできます。返礼品の案内では、消費期限は冷凍で製造日より9か月、温め直しは1羽あたり湯煎約20分が目安とされています。冷蔵タイプとは期限も扱いも違うので、贈り物やストックには冷凍、旅先で早めに食べるなら店頭の焼きたてや冷蔵、と使い分けるとよいでしょう。最新の販売状況は公式サイトや返礼品ページで確認してください。

にんにくを1玉分も使うのに、酢の力で辛味や香りがまろやかになるのもブエノチキンの面白さ。お腹ににんにくを詰め、酢をきかせたタレで焼くため、香りは強くても後味はさっぱりします。焼きたてを狙うなら、予約が前提です。

参考資料・出典

ブエノチキン浦添「味へのこだわり」:1982年創業、やんばる若鶏、2日間の漬け込み、にんにく約1玉、約2時間のロースト。にんにく年間10トン近くを手作業でむくこと、タレのほとんどがお酢で臭みが抑えられること、保存料・着色料不使用、米軍放出品ロースターが2020年春に引退したことも同ページ。

ブエノチキン浦添「店舗情報」:浦添市内間2-11-15、電話098-876-0452、テイクアウト10:30〜17:30、日・月曜定休。

ブエノチキン浦添「テイクアウト」:焼きたての美味しさ期限は3時間、真空パックは事前予約制、切り分けが基本で切り分けなしも相談可。

ブエノチキン普天間 公式サイト:普天間1-28-13、11:00〜19:00、火・水曜定休、一羽2,400円・半羽1,200円、真空パックは製造日より冷蔵21日。

ふるさとチョイス「ブエノチキン 沖縄県産やんばる若鶏の丸焼き(浦添市返礼品)」:唐揚げ店から丸焼き専門への転換と団地への売り歩き、約10年の不遇期、2代目ブエコへの継承と「沖縄丸鶏製造所ブエノチキン」への改称、年間約9万羽、冷凍真空パックは製造日より9か月・湯煎約20分。事業者は世界のブエノチキン合同会社。

よくある質問

Q. ブエノチキンの丸焼きはどう作られていますか?
沖縄県産のやんばる若鶏を、お酢、にんにく、ハーブなどを合わせたタレに2日間漬け込み、鶏のお腹に一羽あたり約1玉分のにんにくを詰めて、専用ロースターで約2時間かけて焼きます。公式の「味へのこだわり」によると、にんにくの使用量は年間10トン近くで、すべて手作業でむいています。タレのほとんどがお酢で、酢の消臭効果でにんにくの臭みが抑えられるため、たっぷり食べても香りが気になりにくいとされています。保存料と着色料は使っていません。
Q. 予約なしでも買えますか?
売り切れで買えないことがあるため、予約が近道です。公式のテイクアウト案内では、焼きたての「美味しさ期限は3時間」とされ、とくに30分以内が格別だと案内されています。店頭では基本的に切り分けた状態で渡されますが、切り分けなしを希望する場合はレジで相談できます。購入したら、家やビーチ、公園などで、できるだけ早く味わうのがおすすめです。
Q. 値段と店舗情報を教えてください
普天間店の公式メニューでは、一羽が3〜4人分の目安で2,400円、半羽が1〜2人分の目安で1,200円です。浦添店は浦添市内間2-11-15(電話098-876-0452)、テイクアウト10:30〜17:30(売り切れ次第終了)、日曜・月曜定休。普天間店は宜野湾市普天間1-28-13(電話098-893-4527)、11:00〜19:00、火曜・水曜定休です。営業時間や販売状況は変わる場合があるため、訪問前に公式情報を確認しましょう。
Q. お土産や県外への取り寄せはできますか?
真空パックがあります。普天間店の公式サイトでは、真空パックは製造日から冷蔵21日間と案内されています。浦添店の真空パックは事前予約制が基本で、さらに冷凍タイプもあり、浦添市のふるさと納税の返礼品として県外からも取り寄せできます。返礼品の案内では、消費期限は冷凍で製造日より9か月、温め直しは1羽あたり湯煎約20分が目安とされています。