沖縄限定の「アンパンマンアイス」──30年以上愛される県民のソウルアイス

沖縄のコンビニやスーパーで、アイス売り場をのぞくと高い確率で見つかる赤いパッケージ。アンパンマンの顔が目印の「それいけ!アンパンマンアイスバー」です。沖縄県民からは親しみを込めて「アンパンマンアイス」と呼ばれ、子どものおやつから大人の懐かしい味まで、30年以上にわたって愛されてきました。しかもこのアイス、全国どこでも買える商品ではありません。沖縄でしか出会えない、県民のソウルアイスなのです🌺
1990年誕生。お小遣いで買える「当たりつき」
アンパンマンアイスバーを作っているのは、浦添市に本社を置く沖縄明治乳業です。商品が生まれたのは1990年。「子どもに喜んでもらえるアイス」を目指して開発され、発売当時の希望小売価格は70円(税別)でした。お小遣いで手に取りやすいうえ、棒に「あたり」が出る楽しみまである。子どもたちの心をつかむ条件がそろっていたのですね。
現在の価格は販売店や時期によって異なりますが、昔ながらの手頃な価格のイメージも人気の理由のひとつ。沖縄明治乳業のアイス商品の中でも、人気ナンバーワンと紹介される看板商品です。
ミルク味のアイスに、チョコソースがとろり
味わいは、さっぱりしたミルク味のアイスキャンディー。その中心にチョコレートソースが入っています。隠し味にはココナッツの香りが加えられていて、甘いのに後味は軽やか。白いアイスをかじると、真ん中からチョコが現れる構造も、子ども心にはたまらない仕掛けでした。
棒には「当たり棒」があり、当たったときの小さな高揚感もこの商品の思い出。海から帰ってきたあとや、ドライブの休憩中に、少し溶けたアイスを急いで食べた記憶がある人も多いかもしれません。
なぜ沖縄限定? 明治グループの中での役割に秘密
アンパンマンという全国的に知られたキャラクターの商品なのに、アンパンマンアイスバーは沖縄県内限定。理由は、製造元の沖縄明治乳業が、明治グループの中で沖縄県内の需要に応える会社として商品を展開しているためです。
そのため、販売場所も県内のスーパー、コンビニ、量販店、商店が中心。県外販売や県外への発送・通販は行っていないと説明されています。県外の人から「どこで買えますか」と問い合わせが寄せられるのも納得です。全国ブランドのキャラクターと、沖縄の会社が作るローカルな販売網。その組み合わせが、唯一無二のご当地アイスを生み出しています。
2016年には「ドキンちゃんアイスバー」も登場
2016年4月には、姉妹品の「それいけ!アンパンマン ドキンちゃんアイスバー」も発売されました。こちらも当たりつき。いちごミルク味のラクトアイスの中に、練乳味のホワイトチョコソースが入った、ピンク色のかわいらしいアイスです。
いちごの甘酸っぱさとホワイトチョコのまろやかさを一緒に楽しめるよう、味のバランスにもこだわったそう。ミルクとチョコのアンパンマン派か、いちごとホワイトチョコのドキンちゃん派か。家族で好みが分かれるのも楽しいところです。
沖縄旅行で見つけたら、迷わず冷凍庫へ
アンパンマンアイスバーは、沖縄のスーパーやコンビニで見つけやすい定番商品です。ただし、店舗によって品ぞろえや価格は異なり、売り切れている場合もあります。旅行中に見つけたら、購入後は表示どおりに冷凍保存し、溶けないうちに味わいましょう。
沖縄でしか買えないからこそ、旅の途中に食べる一棒が思い出になります。赤いパッケージを見つけたら、アンパンマンの顔だけでなく、棒に「あたり」の文字があるかも確かめてみてください✨
まとめ
アンパンマンアイスバーは、1990年に誕生した沖縄明治乳業のロングセラー。ミルク味のアイスにチョコソースを忍ばせ、当たりつきという楽しさも加わった、沖縄限定の県民アイスです。姉妹品のドキンちゃんアイスバーと食べ比べれば、沖縄旅行のおやつ時間がもっと楽しくなります。
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