沖縄のAランチとは?ボリューム満点で愛され続ける食堂の定番メニュー

沖縄の食堂を訪れると、「Aランチ」「Bランチ」と書かれたメニューを目にすることがあります。初めて見る人は「Aランチって何?」と不思議に思うかもしれませんが、実は沖縄で昔から親しまれている定番メニューです。ハンバーグやチキンカツ、オムレツ、ポーク、ウインナー、スパゲッティ、サラダなど、さまざまなおかずがワンプレートに盛り付けられた、ボリューム満点の一皿。「とにかくお腹いっぱい食べたい」という人にぴったりの沖縄グルメです。
Aランチってどんなメニュー?
Aランチの内容に決まった形はありませんが、トンカツやチキンカツ、ハンバーグ、オムレツ、ポーク、ウインナーなどの洋食系のおかずに、ご飯やサラダ、スープなどを組み合わせるのが定番です。ひとつの皿でいろいろな味を楽しめる、食べ応えたっぷりのメニューです。
沖縄の食堂で見かけるA・B・Cランチは、松・竹・梅のように内容をランク分けしたものといわれます。一般的にはAランチがおかずの品数が多く、最も豪華なメニューとして提供されています。なお、名前に「ランチ」と付いていても、昼だけでなく営業時間を通して注文できるお店もあります。
お店ごとに違う!食べ比べも楽しい沖縄のAランチ
Aランチの魅力は、どのお店でも同じではないことです。あるお店では大きなチキンカツが主役だったり、別のお店ではハンバーグやエビフライが並んでいたりと、おかずの組み合わせや盛り付け、味付けにそれぞれの個性が表れます。
そのため、「今日はどんなAランチだろう?」と食堂巡りを楽しむ人も少なくありません。地元で長く愛されてきた食堂では、昔ながらのスタイルや家庭的な味に出会えることもあります。お腹の空き具合に合わせてA・B・Cを選び、自分好みの一皿を探してみましょう。
戦後のコザから広がった沖縄の食文化
沖縄市観光ポータルサイトによると、Aランチはニューヨーク帰りのシェフが1956年にコザで開いた「ニューヨークレストラン」で提供したのが発祥とされています。戦後のアメリカ文化の影響を受けた洋食が沖縄の食堂文化と交わり、独自のスタイルとして広がっていきました。
ボリュームのある一皿は、お腹を満たすだけでなく、沖縄の戦後史や食文化も感じさせてくれます。沖縄旅行では、沖縄そばやタコライスだけでなく、ぜひ地元の食堂でAランチを注文してみてください。
お店ごとに内容や量が異なるため、注文前にメニュー写真や店内表示を確認するのもおすすめです。それぞれの食堂が工夫を重ねた一皿との出会いも、沖縄旅行ならではの思い出になるでしょう。


