沖縄のお土産といえばジミー。70年愛されるアップルパイの物語

沖縄のお土産といえばジミー。70年愛されるアップルパイの物語

沖縄のお土産やお祝い事に欠かせない、ローカルスーパー「ジミー」のアップルパイ。県民に愛され続けるその味を、ストーリーとともにご紹介します🌺

10坪の雑貨店から始まった、70年の物語

ジミーの歴史は、戦後の沖縄にまでさかのぼります。きっかけは、創業者の稲嶺盛保さんが16歳で米軍基地の軍雇用員として働き始めたこと。基地のフェンスの中には物資があふれ、なかでも強く心を動かされたのが「パンの焼き上がる香り」でした。

盛保さんは「香りと一緒に食文化を届けたい」と胸に抱き、働いてためた資金で、1956年5月、宜野湾市大山に10坪ほどの食料雑貨店「ジミーグロセリー」をオープン。店名は、基地で働いていた頃につけられたニックネームにちなみます。

当時は米軍統治下だった沖縄。外国産の食品や日用品を扱う雑貨店は、「アメリカの豊かな食文化を県民にも」という想いそのものの場所でした。やがて評判を聞いた人々がベーカリーの商品を求めるようになり、ケーキ・パンの製造小売、デリカ、レストラン、スーパーと事業を拡大。1972年の沖縄復帰で経営不振に陥った時期も、外販部門を打ち切って乗り越え、海外の菓子や料理を学び続けて独自の製法を磨いてきました。2026年、ジミーは創業70周年を迎えています。

ちなみに、アップルパイとジャーマンケーキのレシピは、当時の米軍内のシェフたちから直接教わったもの。昔はほかにも作る店がいくつもあったそうですが、「早いうちに始めたこと、長く続けたことで残った」——周りが変わっても変わらなかったのが、県民に愛され続ける理由なのかもしれません。

国産りんごを包んだ、ずっしりアメリカンサイズの味

そんなジミーが誇る看板スイーツが、アップルパイ。国産りんごのフィリングをパイ生地でやさしく包み込み、焼き上げたアメリカンタイプの練りパイで、「ほんのり甘酸っぱい、どこか懐かしい味わい」が人気の秘密です。材料のりんごも小麦粉も、今は国内産に切り替えて時代に合わせて進化しつつ、味の芯は創業当時のまま守られています。

気になるスペックは、価格2,200円(税込)/重量1,020g/直径約21cmとずっしり大判のアメリカンサイズ。冷凍発送なら発送日から30日間保存できます。おうちでの食べ方は、冷蔵庫で約8時間かけて解凍するのが基本。トースターで軽く温めると、また別の香ばしさが楽しめますよ。

焼き上がりは毎日2回。出来立てを狙って訪れよう

さらにうれしいのが、毎日12:00と16:00の1日2回、焼き上げがあること。公式アカウントも「焼き上がり時間を狙って遊びに来てね」と呼びかけるほどで、タイミングが合えば出来立てのあったかアップルパイをゲットできます。

本店がある宜野湾市大山をはじめ、那覇空港店など県内に直営12店舗・テナント7店舗(公式サイト情報)を展開。旅行の〆にお土産を買うなら、空港店が便利です。

県外からは公式オンラインショップで

県外の方もご安心を。公式オンラインショップで全国発送しています。ただし大人気につき、注文確定から発送まで約2週間前後かかることも。贈答用のタイミングには余裕を持って注文するのがおすすめです。

沖縄の「おいしい」を、焼き上がりの香りとともに

お祝い事にも、お土産にも、ひとり分のご褒美にも。沖縄の「美味しい」を担ってきたジミーのアップルパイ、ぜひ一度、焼き上がりの香りとともに味わってみてくださいね✨