沖縄のお土産といえばジミー。70年愛されるアップルパイの物語

ジミーとは、1956年創業の沖縄のローカルスーパーで、国産りんごのアップルパイとジャーマンケーキが看板の洋菓子です。 沖縄のお土産やお祝い事に欠かせない一品として、県民に愛され続けるその味を、創業の経緯とともにたどります。
この記事の要点
- 1956年、宜野湾市大山に10坪ほどの雑貨店「ジミーグロセリー」として開業。2026年で創業70周年
- アップルパイは2,200円(税込)・1,020g・直径約21cmの大判。冷凍なら発送日から30日保存
- 食べ方は冷蔵庫で約8時間解凍が基本。トースターで温めると香ばしさも
- 県外からは公式オンラインショップで全国発送(注文確定後1週間前後で発送)
10坪の雑貨店から始まった、70年の物語
ジミーの歴史は、戦後の沖縄にまでさかのぼります。公式の会社概要によると、創業者の稲嶺盛保さんが、米国の信託統治下でアメリカ食文化の影響を受け、1956年5月、宜野湾市大山に10坪ほどの雑貨店「ジミーグロセリー」を開いたのが始まりです。沿革にも、1956年の開業が記されています。
当時は米軍統治下だった沖縄。外国産の食品や日用品を扱う雑貨店から、ケーキ・パンの製造小売、レストラン、スーパーへと事業を広げてきました。公式は、オーストラリアやヨーロッパ、中国などの菓子や料理を学び、独自の製造技術を確立したと記しています。2026年、ジミーは創業70周年を迎えています。
アップルパイとジャーマンケーキは、いまも看板の洋菓子です。周りが変わっても長く作り続けてきたことが、県民に愛され続ける理由のひとつなのかもしれません。
沿革でたどる、ベーカリーへの転身と広がり
公式の沿革をたどると、雑貨店から洋菓子づくりへ軸足を移していく歩みが見えてきます。開業から2年後の1958年には「ジミーベーカリー」の商号を使い始め、当初のロゴ「ジミーボーイ」も生まれました。1978年には現在のブランドにつながるロゴマークが誕生し、当時としては珍しいロゴをいち早く導入したと公式は記しています。
その後も、1982年の那覇店オープン、1983年のオーストラリアのオートベイク社製クッキーマシーン導入、1989年のセントラルキッチン完成と、製造と販売の体制は広がっていきました。沿革には空港店のオープンも並びます。アップルパイの「アメリカンな味」は、こうした海外の技術や食文化を取り入れ続けてきた土台の上に成り立っているのです。
国産りんごを包んだ、ずっしりアメリカンサイズの味
そんなジミーが誇る看板スイーツが、アップルパイ。国産りんごのフィリングをパイ生地でやさしく包み込み、焼き上げたアメリカンタイプの練りパイで、「ほんのり甘酸っぱい、どこか懐かしい味わい」が人気の秘密です。材料のりんごも小麦粉も、今は国内産に切り替えて時代に合わせて進化しつつ、味の芯は創業当時のまま守られています。
気になるスペックは、価格2,200円(税込)/重量1,020g/直径約21cmとずっしり大判のアメリカンサイズ。冷凍発送なら発送日から30日間保存できます。おうちでの食べ方は、冷蔵庫で約8時間かけて解凍するのが基本。トースターで軽く温めると、また別の香ばしさが楽しめますよ。
通販で買うときの確認ポイント――解凍・保存・アレルギー
公式オンラインショップで取り寄せる場合は、いくつか実務的な注意点があります。まずアレルギー表示は、小麦・卵・乳・大豆・りんご。同じ製造工程では、落花生、オレンジ、カシューナッツ、クルミ、ゴマ、バナナ、ゼラチン、アーモンドを含む製品と共通の設備で製造していることも明記されています。
解凍は、食べる6〜8時間前に冷蔵庫へ移すのが目安で、解凍後は10℃以下で保管し早めに食べきるよう案内されています。箱サイズは23×23×6cm、包装・熨斗は不可で、表面がひび割れる場合もあります。また常温・冷蔵・冷凍の商品は同梱できず、送料が2口・3口分になることもあるため、まとめ買いは注文単位に注意が必要です。
焼き上がりは毎日2回。出来立てを狙って訪れよう
公式ニュースでは、一部店舗で焼き立てを購入できると案内しています。タイミングが合えば、出来立てのあったかアップルパイに出会えることもあります。
本店がある宜野湾市大山をはじめ、那覇空港店など県内に直営12店舗・テナント7店舗(公式の会社概要)を展開。旅行の〆にお土産を買うなら、空港店が便利です。
県外からは公式オンラインショップで
県外からは公式オンラインショップで全国発送しています。アップルパイの商品ページでは、注文確定後、1週間前後で発送する案内です。ご注文状況により前後するため、贈答用のタイミングには余裕を持って注文するのがおすすめです。
もうひとつの看板、ジャーマンケーキとのセットも
アップルパイと並ぶ看板商品が、ジャーマンケーキです。宜野湾市のふるさと納税返礼品にも、両方の2個セットがあります。ジャーマンケーキは、ココナッツとクルミを甘く煮詰めたフィリングをたっぷりのせた定番で、シャリシャリした食感が特徴。チョコレートシフォンにバニラバタークリームがサンドされています。甘酸っぱいアップルパイとの食べ比べは、手土産にも自分用にもおすすめです。
2026年は創業70周年、店内には記念ソングも
創業70周年の2026年10月、ジミーは記念ソング「Happy Jimmy’s」を発表しました。作詞・作曲と歌は、県出身バンド「MONGOL800」のキヨサクさん(ソロ名義「ウクレレジプシー」)。大山・那覇・美里の3店舗で、毎時0分と30分に店内BGMとして流れています。那覇店近くの安岡中学校に通っていた頃、登下校で店の前を通っていた縁で制作を引き受けたそうです。買い物のついでに、記念ソングにも耳を澄ましてみてください。
沖縄の「おいしい」を、焼き上がりの香りとともに
お祝い事にも、お土産にも、ひとり分のご褒美にも使われてきました。1956年創業のジミーでは、国産りんごのフィリングを包んだアメリカンタイプのパイが、今も焼き上げられています。
参考資料・出典
株式会社ジミー「会社概要」:1956年5月創業、稲嶺盛保、10坪ほどの雑貨店、直営12店舗・テナント7店舗。
株式会社ジミー「ジミーの歴史」:宜野湾市大山でのジミーグロセリー開業。
株式会社ジミー「アップルパイ」:国産りんご、2,200円(税込)、1,020g、直径約21cm、冷蔵庫で約8時間解凍、冷凍30日。
株式会社ジミー「TVでも話題のジミーのアップルパイ」:一部店舗で焼き立てを購入できること。
株式会社ジミー「ジミーの歴史」:1958年ベーカリー商号、1978年ロゴ誕生、1983年クッキーマシーン導入、1989年セントラルキッチン完成。
株式会社ジミー「アップルパイ」:アレルギーと共通設備、箱サイズ、包装・熨斗不可、解凍後の保管、別便発送。
ANAふるさと納税(宜野湾市)「アップルパイ&ジャーマンケーキ セット」:ジャーマンケーキのフィリングと構成。
沖縄タイムス(excite掲載)「ジミー店内に流れる70周年ソング」:70周年ソングの発表と3店舗での店内放送。
よくある質問
- Q. ジミーはいつ、どこで創業しましたか?
- 公式の会社概要によると、創業者の稲嶺盛保さんが、米国の信託統治下でアメリカ食文化の影響を受け、1956年5月に宜野湾市大山へ10坪ほどの雑貨店「ジミーグロセリー」を開いたのが始まりです。外国産の食品や日用品を扱う雑貨店から、ケーキ・パンの製造小売、レストラン、スーパーへと事業を広げ、2026年に創業70周年を迎えています。現在は直営12店舗・テナント7店舗を展開しています。
- Q. アップルパイの値段とサイズは?
- 価格2,200円(税込)、重量1,020g、直径約21cmと、ずっしり大判のアメリカンサイズです。国産りんごのフィリングをパイ生地で包み込んだアメリカンタイプの練りパイで、材料のりんごも小麦粉も今は国内産に切り替えつつ、味の芯は創業当時のまま守られています。冷凍発送なら発送日から30日間保存できます。
- Q. おいしい食べ方を教えてください
- 冷蔵庫で約8時間かけて解凍するのが基本です。公式オンラインショップの案内では、食べる6〜8時間前に冷蔵庫へ移すのが目安で、解凍後は10℃以下で保管し早めに食べきるよう案内されています。トースターで軽く温めると、また別の香ばしさが楽しめます。一部店舗では焼き立ても購入できます。
- Q. 県外からも買えますか?
- 公式オンラインショップで全国発送しています。アップルパイの商品ページでは、注文確定後、1週間前後で発送する案内です。アレルギー表示は小麦・卵・乳・大豆・りんごで、包装・熨斗は不可です。常温・冷蔵・冷凍の商品は同梱できず、送料が2口・3口分になることもあるため、贈答用は余裕を持って注文してください。


