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沖縄そば特集 ─ 出汁と麺の個性を楽しむ、おすすめ5選

編集:365おきなわ編集部
沖縄そば特集 ─ 出汁と麺の個性を楽しむ、おすすめ5選
沖縄そばのイメージ(提供画像)。実際の料理・店舗風景とは異なる場合があります。

湯気の向こうに、かつおの香り。ひと口すすれば、麺の食感と豚肉のうまみが広がる。沖縄の旅で楽しみたい一杯といえば、やっぱり沖縄そばです。

同じ沖縄そばでも、出汁の組み合わせや麺の製法、具材の選び方はお店ごとにさまざま。今回は、南風原町から読谷村、宜野湾市、やんばる、豊見城市まで、個性の異なる5店をご紹介します。旅のルートや好みに合わせて、気になる一杯を見つけてみてください。

10月17日は「沖縄そばの日」。一杯に息づく名前の歴史

「そば」という名前なのに、蕎麦粉を使わない。沖縄そばは、小麦粉を主原料とする麺料理です。明治時代中期以降、那覇で中国出身者が営む店から広まったともいわれ、戦後には「沖縄そば」という呼び名が定着していきました。

ところが本土復帰後の1976年、蕎麦粉を使っていないことから「そば」と表示する名称の問題が持ち上がります。沖縄生麺協同組合が交渉を重ね、1978年10月17日、「本場沖縄そば」の名称が特殊名称として認められました。この日を記念し、同組合は1997年に10月17日を「沖縄そばの日」と定めています。いつもの一杯にも、地域の食文化を守ろうとした人々の歩みが詰まっているのです。

出汁も麺も、お店の数だけ個性がある。沖縄そば5選

1.ちらー小(ちらーぐゎー)|南風原町で沖縄の食堂文化に触れる

ちらー小の紹介イメージ。実際の料理・店舗風景とは異なる場合があります。

南風原町新川にある「ちらー小」は、沖縄そばと定食を一緒に楽しめるお店。そばだけでなく、とんかつやてびちの煮付けなどもそろっているので、家族や友人と食べたいものが違うときにも選びやすい一軒です。

店名を冠した「ちらー小そば」のほか、軟骨ソーキそば、てびちそば、モツ炒めニンニクそばなど、メニューの幅が魅力。沖縄らしい食事をもう一品楽しむなら、水分を多く含んだ雑炊のような「ぼろぼろじゅうしい」にも注目です。

住所:沖縄県島尻郡南風原町新川470-2
電話:098-889-6626
営業時間:平日11:00〜20:30(L.O.20:00)、土日祝11:00〜21:00(L.O.20:30)
休業日は来店前に店舗へご確認ください。

2.金月そば(きんちちそば)|読谷村で味わう、自家製生麺と魚節の出汁

金月そばの紹介イメージ。実際の料理・店舗風景とは異なる場合があります。

2008年に読谷村でスタートした「金月そば」。読谷本店をはじめ、恩納店、那覇店、Gala青い海店を展開しています。読み方は「きんちち」。店主の姓「金城」の「金」と、愛犬の名前「チチ」にちなんだ「月」を組み合わせた店名にも、親しみが湧きます。

味の軸は、沖縄小麦「島麦かなさん」を配合した自家製生麺と、8種類の魚節からとる天然黄金出汁。麺そのものの風味と出汁の重なりを楽しみたい人にぴったりです。読谷本店には沖縄そばのほか、炙り軟骨ソーキそば、ゆし豆腐そば、担々そばなどもあり、一緒に訪れる人と違う一杯を選ぶ楽しみもあります。

紹介店舗:金月そば 読谷本店
住所:沖縄県中頭郡読谷村喜名201
電話:098-958-5896
営業時間:11:00〜16:00(売り切れ次第終了)
定休日:不定休。ほかの支店とは営業日が異なるため、来店前に店舗情報をご確認ください。

3.おきなわそばヨネハマ|宜野湾市で、具材も出汁も自分好みに

宜野湾市新城の「おきなわそばヨネハマ」は、具材を選ぶ時間も楽しみになるお店。公式メニューでは、塩だけで味付けする「塩なんこつソーキそば」を人気の一杯として紹介しています。しょうゆ味の三枚肉、香ばしく炙ったスーチカー、てびちなど、豚肉の異なるおいしさを味わえるメニューがそろいます。

ひとつに絞れないなら、塩なんこつ、三枚肉、スーチカーを盛り合わせた「わがまま♡そば」も。出汁は「あっさり」「こってり」から選べるので、その日の気分に合わせて注文してみてはいかがでしょうか。

住所:沖縄県宜野湾市新城2-17-7
電話:080-1740-4534
営業時間:月・火・金11:00〜15:00、土日祝11:00〜16:00
定休日:水曜日・木曜日。祝日の営業は店舗にご確認ください。

4.さわのや|名護市・本部町で出合う、昔ながらの木灰麺

麺の製法に目を向けるなら、「さわのや」の木灰麺を。木を燃やしてできた灰からとる木灰水を使い、自家製麺に仕上げる、昔ながらの沖縄そばづくりを受け継いでいます。名護店と本部店があり、やんばるを巡る旅の途中に組み込みたい一軒です。

本部店で紹介されている「さわのやそば」は、軟骨ソーキ、本ソーキ、三枚肉、赤肉がのった一杯。肉の違いと、もちもちした麺の食感を楽しめます。

また、冷凍の「じゅーしーおにぎり」は、第1回「日本全国!ご当地冷凍食品大賞2024-2025」で村田明彦賞を受賞。そば以外にも、沖縄の家庭の味を届ける取り組みが広がっています。

名護店:沖縄県名護市親川628-1/電話0980-58-3356
本部店:沖縄県国頭郡本部町渡久地15-7/電話0980-47-3029
営業時間・定休日は店舗ごとに異なります。掲載先によって案内に違いがあるため、訪問予定の店舗へ直接ご確認ください。

5.うるくそば トミトン店|豊崎で、旅の締めくくりの一杯を

豊見城市豊崎のTOMITONにある「うるくそば トミトン店」。太麺とこってりしたスープを楽しむスタイルに加え、かつお味・とんこつ味の選択肢が紹介されています。麺の食べ応えや出汁の好みを考えながら、一杯を選んでみてください。

豊崎での買い物や周辺観光と組み合わせやすい立地も魅力です。空港へ向かう日の食事候補にする場合は、店舗の営業状況と移動時間に余裕を持って計画しましょう。

住所:沖縄県豊見城市豊崎1-411 豊崎ライフスタイルセンターTOMITON 1F
掲載営業時間:11:00〜21:00
営業時間・提供メニューの最新情報は、来店前に店舗公式Instagramなどでご確認ください。

次の一杯は、旅のルートと好みから

南部で沖縄の食堂らしい豊富なメニューを楽しむならちらー小、読谷で麺と出汁に向き合うなら金月そば。宜野湾ではヨネハマの具材選びを楽しみ、北部へ足を延ばすならさわのやの木灰麺を。豊崎では、うるくそばを買い物や旅の帰り道と組み合わせられます。

老舗の味も、自家製生麺も、昔ながらの木灰麺も。ひとくくりにはできない奥深さが、沖縄そばの楽しさです。10月17日の「沖縄そばの日」をきっかけに、いつもの一杯とは少し違う味に出合ってみませんか。

店舗情報確認日:2026年10月17日。掲載順はランキングではありません。営業時間・休業日・メニューは変更される場合があります。画像は提供素材を使用したイメージです。

参考資料・出典

[1] 沖縄県公文書館「『沖縄そばの日』の由来」
[2] 沖縄生麺協同組合「沖縄そばの日」
[3] ちらー小 公式サイト(メニュー・アクセス)
[4] 金月そば 公式サイト「金月そばのこと」
[5] おきなわ物語「金月そば読谷本店」
[6] 金月そば 公式「店舗情報」
[7] おきなわそばヨネハマ 公式「店内メニュー」
[8] おきなわそばヨネハマ 公式(住所・営業案内)
[9] ちゅらグルメ「さわのや 本部店」
[10] 冷凍食品PR連盟「ご当地冷凍食品大賞2024-2025」結果発表
[11] 沖縄そば情報ポータルサイト『すば』「さわのや 名護店」
[12] Pokepo「うるくそば(トミトン1F)」